そのむかし、「謎本」というやつが流行りました。
オモシロイは面白い、だけどそれって重箱の隅
つついてるだけじゃ……みたいなモノが多かった、アレです。
さて、今回ご紹介するサークル星空亭の「東方幻想言論」。
これは……そんなんじゃ、ない。
本気の一冊でした。
本気の評論本、しかも東方を題材にするという
神主をも恐れぬ所業。
執筆陣が、これまた本気すぎです。
東方同人を、あるいは「同人」を、ちょっとは知ってると自負するひとなら、
メンバーの豪華さに驚くでしょう。
「よつばの。」国里コクリさん、怪盗クローバー時代から見てました、とか。
東方界隈のデザインワークスで知らぬものなきビックネーム、「オタクブックス」風見ニノさんとか「東匠壽庵」赤りんごさんとか。
東方は音楽抜きに語れない、だから「荒御霊」和泉幸奇さんの音楽評論があったり。
(すみませんもう書き切れません)
その道の達人が語るコトバには、
やはりしびれるものがあります。
「東方」という、「現象」を考えるひとならば、
すべからく読むべき、一冊です。
「厨」な方には、まだ、早いかも!?
商品コード ■2000000049847
商品名 ■東方幻想言論
サークル ■星空亭
【価格】840 円 (税込)
【作家】紡 その他
【発行日】2010/03/14
【サイズ】A5判
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