これまで色々な仕事に就いてきましたが、
合計して一番長くやっているのが書店員です。
他の仕事もやりましたが、どうもこれが性に合っている様です。
連れと呑みながら話をしていてお互いの仕事の話題になったりすると
よく「何でそんな大変な思いをしてまで」てな事を言われます。
確かに、しんどい事も多いかも。
今を去ること○年前、初めて書店で仕事をするまでは
「レジの中で座ってればいいんじゃないの~」なんて見当はずれな印象を持ってました。
実際は全く違う事は勤務初日で判明しましたが…
いったいどこが好きなのか、理由は色々ありますが、
その中の一つ、「毎日お祭り」というのはけっこう大きいかと。
商品が入荷する度に売り場を作り、移動し、また作る。
これが凄く刺激的なんですよ。
面倒くさがりの自分がこれだけ長く同じ仕事を続けられてるのは
この1日として同じ構成の売り場が無いところなのかもしれません。
本日ご紹介するのはある意味そんな部分に通じる作品「銘高祭!」です。
みんなでワイワイガヤガヤ、祭の準備。
思い通りにいかなかったり、意見が衝突したりもするけど
一緒に何かをやり遂げるという事の楽しさと充足感。
読後感は「爽やか」の一言に尽きます。
若かりし頃を思い出しちゃいました。
オジサンの琴線を刺激する1冊です。
それではまた~
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