専門店で働いている為か、
よく知人から「最近お勧めの作品は?」と聞かれる事があります。
そんな時は衝動の赴くままに「アレ読んで、次はコレでその後コレ」と
自分の好きな作品をどさっと渡したくなりますが
そんな事をすれば読む方も渡す方もお互いにしんどいので
まず数冊短編集を勧めて波長の合う物を探り、
その後で巻数の多い物を紹介するという事をよくやります。
本日ご紹介するのは今後自分が上記の方法でお勧めする中に入るであろう1冊、
「クロとマルコ」です。
表題作も勿論いいんですが、特に自分がお気に入りなのが「鼠と竜のゲーム」。
タイトルや冒頭からは全く予想出来ない結末と
思わず微笑んでしまう読後感にメロメロで最近繰り返し読んでおります。
他の作品も粒ぞろいで、独自の世界観を持つ作家さんの短編集は本当に面白いですね~
是非皆様も一度ご覧ください。
それではまた~
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