どうも、皆様お初にお目にかかります。
同人誌を担当しています中村と申します。
こちらのスタッフ日記、別に商業誌専門だという訳じゃなかったんですが、なかなか"同人"で書くのにちょっと敷居が高い?気がして、すっかり手つかずだったのですが…?
先週開催の「コミティア90」。御存知の通り、オリジナル同人誌が一堂に会するイベントですが、なかなか豊作、素晴らしい作品の数々をお取り扱いできる事となりました。
通常の紹介記事ですと限られた文章でシンプルに紹介していますが、こちらではもう少し"生"っぽい感想も入れてご紹介、オススメしていきたいと思っておりますのでよろしくお願い致します。
第1回目はサークル「オダギリックス」さんです。
今回、弊社で扱わせていただいたのは、こちらの2種類。
作者の小田桐圭介さんの独特なタッチと独特なリズム感、20P程度の本を毎回コミティアで発表、という訳で、毎回固定ファンが集まる人気サークルさんです。
あえて、シンプルに表すなら「不思議」で「あったかい」作風。
毎回テーマ的な事はあるはずなんですが、殊更台詞とかには出さずほわっとした空気のまま、まとめていく。そこが小田桐さんの"味"ではないかと思います。あぁ、上手く表現できなくてごめんなさい。
そういう意味では「ヒュールルルー…」はちょっと異色で、いつもはスパイス程度のブラックさが、かなり出ていますが、ラストはなんとももの哀しい感じです。
(異色という点では「あたしはマントをひるがえし」という作品の異様に明るいノリも異色というか快作でした、完売が残念)
ストーリーよりも、「気分」とか「気持ち」が伝わってくる。そこが小田桐さんの作品の"味"であり人気の由縁では無いか、と勝手に思ったりしています。個人的には、女の子キャラの「ぽわ~ん」と惚けた?顔が好きです。
弊社では、現在上記2種類のみの取り扱いですが、コミティアでは既刊も販売していますので、気に入った方は是非そちらもご覧になってみてはいかがでしょうか?
なかなか、オリジナル作品の紹介は難しい(単に文章力がない)ですねぇ。
でも、懲りずにご紹介を続けていきたいと思います。
お楽しみに!