根が捻くれ者なのか謳い文句で「感動」とか言われると
「へ~」とか「ふ~ん」なんて斜に構えて見てしまう方なんですが
そういう前振りの後で読んだにも関わらず
涙線決壊してしまったのが本日ご紹介する「星守る犬」です。
元々刊行前からけっこう沢山の方に推薦されていたんですが
読み始めて大後悔。これは他人前で読むと危険です。
男は他人に涙を見せてはいかんとですよ!!
人目の無い場所でゆっくりじっくりお楽しみというのがお勧めです。
冒頭から反則の匂い漂いまくりですが自分はラスト直前でもう…
けなげでけなげで…本当に久しぶりに泣いてしまいました。
というか、読み終えて数日、道で犬と一緒に散歩しているおじさんを見るだけで
うるっと来る始末。
この症状は絶賛拡大中で弊社の中村なんかも読んだ翌日、
自分の顔を見るなり「アレは反則ですよ!!」と叫ぶ始末
(店頭なのに…その時来てくださってたお客様、ゴメンナサイ…)
いつも冗談みたいな事ばかり書いてるこの日記ですが
本当に真剣に、この物語が永久にフィクションであって欲しいと思います。
いつかこうなるかもしれないと思えてしまう今の世の中は絶対に間違ってます。
と思わず真面目になってしまう程、力を持った作品でした。
正直、自分は個人的に万人にお勧めとは言えません。(悲しすぎるんですよ、本当に…)
でも読んだ後色々な物が胸に残る。そんな作品でした。
それではまた~
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