こんにちは! 久方ぶりの更新です!
どうもこちらのスタッフブログの方は放置気味――
いや、放置になってしまって申し訳ありません。
あんまり塩漬けにしておくのも申し訳有りませんので、
ここで一つCOMIC ZINの販売ランキング等を掲載しようじゃないか、
という話になりまして。
そんなわけで、5月のCOMIC ZIN 商業誌売上トップ30を発表します!
1:『マンガで分かる心療内科』1巻(少年画報社)
2:『ドカコック ドカうまっ!! 満腹編』(少年画報社)
3:『惑星のさみだれ』9巻(少年画報社)
4:『放課後プレイ2』(アスキー・メディアワークス)
5:『怪獣のテイル』1巻(集英社)
6:『つぼみ』vol.6(芳文社)
7:『こどものじかん』8巻(双葉社)
8:『つぐもも』4巻(双葉社)
9:『ナナとカオル』4巻(白泉社)
10:『うさくんの脳みそやわらかい』(アスキー・メディアワークス)
11:『空の下屋根の中』2巻(芳文社)
12:『成恵の世界』11巻(角川書店)
13:『迷い猫オーバーラン!』1巻(集英社)
14:『コスちゅ!』2巻(一迅社)
15:『ハックス!』4巻(講談社)
16:『うそつきパラドクス』3巻(白泉社)
17:『このこここのこ』2巻(一迅社)
18:『魔法少女プリティ☆ベル』1巻(マッグガーデン)
19:『ムダヅモ無き改革』4巻(竹書房)
20:『聖☆おにいさん』5巻(講談社)
21:『まんがの作り方』3巻(徳間書店)
21:『来世であいましょう』2巻(幻冬舎)
23:『ヴンダーカンマー 兵器局非常識器材関 2巻(徳間書店)
24:『それでも町は廻っている』7巻(少年画報社)
25:『執事少女とお嬢様』1巻(芳文社)
25:『いいんちょ。』3巻(ワニブックス)
27:『一緒にかえろう』1巻(芳文社)
28:『PEACE MAKER』5巻(集英社)
29:『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』6巻(角川書店)
30:『アシスタント!!』2巻(芳文社)
(集計期間:5/1~5/31)
1位はでWebでもおなじみの心療内科漫画。
ひたすらに、止まることなく売れ続けております。
皆さんも何かあったら「メンタルへ!」
そして2位は各所で話題沸騰中!
秋葉原では「ドカ積み」していたはずの山が
まるでパワーショベル(英語でエクスカベータ)で削りとるが如く
なくなっていく様は壮観でした。 まさにドカモーショナルッ!
3位はとにかく熱く、心震える展開から目が離せない『惑星のさみだれ』。
もうクライマックスもクライマックス、「アワーズ」の連載もすごいことになっております。
4位『放課後プレイ2』は心にいろいろと刺さる人も多いのではないでしょうか。
恋愛の切なさと、やっぱり隠しきれないフェティシズムに夢中です。
5位『怪獣のテイル』、おとーさんと呼ばれたい人激増中。
父性愛をもりもり刺激するテイルのかわいさと、
かなりユニークなF4U先生節が人気です。
如何でしたでしょうか。
来月以降もお伝えできるように頑張ります!
お伝えできるといいな! お伝えできるんじゃないかな。
ま、ちょっとは覚悟しておいてね、と。
それでは!
お正月が終わって新年明けの入荷が始まったと思ったら
もう1月も3分の1が終わろうとしてる…早いものですね~
日々の忙しさに負けずにもっとコンスタントに写真を挙げる様がんばります。
本日ご紹介するのは2点。
まずは「ネガティブ・ツインタワー」です。
見た目と行動は凶暴だけど中身は乙女。
脳内本人像と実際の姿のギャップは可笑しくも可愛らしくて堪りません。
個人的にも大お気に入りの作品です。
続いては「ひらめきはつめちゃん」です。
発明品「はこ」のネジを回せばいろいろ起きる!!
あまりの万能さに各国首脳もびっくり!!するかもしれない
新世代のはつめい漫画。
ど~んとでっかいはつめちゃんとはこのPOPを作成しました。
店の入口を入ってすぐ正面の平台に鎮座しておりますので
是非ご覧ください。
ちなみに、作成時に一番苦労したのが「ネジ」の作成である事はナイショです。
(店にコンパスが無かったので六角形を切りだすのに苦労したのでした…)
それではまた~
塚本が昨年の私的ベスト10を挙げた様に
自分も纏めてみようかと思ったのですが、
切り口が同じだと面白くないかな~と思いましたので
店頭展開を担当している者として昨年展開して手ごたえを感じた作品や
印象深かった作品を挙げてみる事にしました。
よろしければお付き合いください。
以下、作品紹介です。
●「アイゼンファウスト 天保忍者伝」(長谷川哲也/講談社)
とにかく問答無用のパワー溢れる怪作。
その魅力を損なわぬ様展開するべく気を使いました。
●「愛しのかな」(田中ユタカ/竹書房)
個人的に色々と思い入れのある作品でしたので
展開した際に既刊も含めて反応があったのは非常に嬉しい事でした。
2巻、3巻と巻数を重ねた新刊が刊行された際に既刊も一緒に売れるのは
新しい読者の方が増えるという事なので展開担当として冥利に尽きる出来事です。
●「おちけん」(川島よしお/双葉社)
笑って泣ける大好きな作品。
棚前でじっくり売り伸ばしが出来たので良かったです。
●「海人ゴンズイ」(ジョージ秋山/青林工藝舎)
刊行前から展開するぞ!と意気込んでいたら入荷数が…
悲しみにくれつつ再入荷を待ち、展開したところ動きも良くて満足満足でした。
●「光速シスター」(星里もちる/小学館)
久し振りに大好きな作家さんの新刊が出る→喜び勇んで展開→どんどん売れる。
一ファンとしても店舗スタッフとしても喜ばしい思い出になりました。
●「GA 芸術科アートデザインクラス」(きゆづきさとこ/芳文社)
店舗開店以降最大の入荷数(当時)、入念に準備して
どかんと壁面の棚3本を使用して展開するも、凄い勢いで売れていく…
ありがたやありがたや。まさに至福の瞬間でした。
●「テルマエ・ロマエ」(ヤマザキマリ/エンターブレイン)
超好みの作品で連載時から面白さには太鼓判だったんですが
「個人的には大好きだが果たしてうちの店で何冊位売れるのか?」と
新刊発注時に悩みまくり。
「いやいや、大量に仕入れて大丈夫な筈」と自分を納得させて度胸一発多めに発注。
展開してみるとみるみる売れました。
あぁ、自分の発注感覚はまだ大丈夫なのかも…と安堵した一作でした。
●「信長の忍び」(重野なおき/白泉社)
入荷作品多数なれど大好きだから最速で展開するんじゃ~と気合を入れて作業したら
直後に先生にその展開をご覧いただけるという光栄な出来事が。
これまでの書店勤務経験の中でも初めてと言っていいタイミングの良さでした。
●「病院のないしょ」(NYAN/ぶんか社)
エッセイ漫画は好きなので昨年中も色々展開しました。
その中でも特に動きの良さが印象に残る作品でした。
●「嫁姑の拳」(函岬誉/秋田書店)
アルバイトの中村君と一緒に「これは凄い作品!!是非展開せねば!!」と二人で盛り上がり、
手配して展開してみると即完売。あれよあれよと言う間ににスタッフ一同その魅力の虜に。
今やエレガンスイブは自分の定期購読誌です。
あと、番外的に
●「エリア88」(新谷かおる/メディアファクトリー)
●「スパイダーマン」(池上遼一/メディアファクトリー)
●「恋ヶ窪★ワークス」(大森しんや/モーターマガジン社)
●「雪の峠・剣の舞」(岩明均/講談社)
これらの作品の様に、刊行されてから時間を経ている作品も
展開するとよく売れたり、「面白かった」とご意見をいただけた事は
非常にありがたかったです。
他にも個人的に好きな作品は山ほどありますし、
展開した作品はどれも印象に残っているのですがその中でも特選という事で
10作品に絞りました。
忘れている様でこうして纏め出すと色々と覚えているものですね。
最初は写真も添付しようと考えていたのですが
もう消してしまった物もあったので見送りました。
日々作っては移動し、作り直し、壊しを繰り返す店頭展開なので
どこかにしっかり纏めておきたいと思いつつ
忙しい中で気づけばあの写真がない、この時の展開物はどこへなんて事になるんですよね~
まぁそれはさておき、今年もまた昨年以上に沢山の作品を
展開していきたいな~と思います。
こういった店頭展開を行う事で、ご来店いただいたお客様が
ひとつでも多くの作品に興味をお持ちいただければありがたいです。
忙しい=入荷が多い時ほど紹介したい作品も多いという状態になるので
日記でのご紹介が遅れる事が多いのですが、
そうならない様にがんばりますので本年度もよろしくお願い致します。
それではまた~
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
年末の大量入荷をなんとか乗り越えほっと一息…
なんて安息の日々はほとんど無く、
早速ど~んと年明け最初の新刊が入荷致しました。
てな訳で早速本年度初の展開写真をご紹介~
まずは「血界戦線ー魔封街結社ー」です。
もうタイトルを見るだけでガンガンに感じられる芳しき伝奇の香り。
その筋が好きな方には堪らない作品ですよ~
続きましては「君と僕のアシアト~タイムトラベル春日研究所」です。
個人的に大好物のタイムトラベル物とあって
推さない訳にはいきません。
じっくりふんわりゆっくり楽しめる、今の時期にぴったりの作品だと思います。
是非ご覧になってくださいませ。
今年も昨年以上に沢山の作品を店頭展開したり、
この場で皆さんにご紹介していきたいと意気込んでおりますので
よろしくお願い致します。
それではまた~
あけましておめでとうございます。
またしばらく間をあけてしまい、失礼しました。
今年はもう少しマメに書ければよいのですが・・・。
さて、また長い文章になると野暮ったくなるので、早速本題に。
今日は1年の区切りということで、
昨年読んだ漫画から私的ベスト10を紹介させていただきます。
本来ならば年末にやるところなんですが、そこはご容赦ください。
以下、作品紹介
●「嫁姑の拳」 (函岬誉/秋田書店)
嫁・姑のキャラクターがたちまくり あらすじを読むだけで惹きこまれる!
●「テルマエ・ロマエ」 (ヤマザキマリ/エンターブレイン)
一発アイデアかと思いきや、まさかのコミックス化!
バカバカしいことを大マジメにやる主人公を見ているだけで楽しい
●「乙嫁語り」 (森薫/エンターブレイン)
作品世界とキャラに対する思いが強く伝わる圧倒的な画力!
絵の力、世界観の描写はまさに「マンガ」ならではの素晴らしさ
●「思ってたよりフツーですね」 (榎本俊二/角川書店)
他の追随を許さない圧倒的なスピード感とリズムで刻まれるギャグ
●「バクマン。」 (大場つぐみ・小畑健/集英社)
2ch風に言うと、まさに「釣られた」の一言
ジャンプ編集部が仕掛けた壮大な「釣り」に完全にやられました。
毎週ジャンプが楽しみです。
●「高校球児ザワさん」 (三島衛里子/小学館)
なにげなく読んでいたにも関わらず、いつの間にか沁み込む彼女の魅力
クラスメイトに感じたアノ感覚を思い起こさせます。
●「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
(草野紅壱/双葉社)
「妹」漫画あふれる中、飛び出した変態ラブコメ
最初の数ページを読んだ時に、
バイヤーとして「(面白い!)これは売れる!!」と確信しました
●「キルミーベイベー」 (カヅホ/芳文社)
究極のドツキ漫才
ボケ?のやすなの恐れの知らなさが最高に面白い
●「ゆゆ式」 (三上小又/芳文社)
想像もつかないセリフ回しに毎回驚き
そのユルさに完全にやられました。
百合テイストがあるところも好みです。
●「おかあさんがいっしょ」 (木村和昭/芳文社)
おかあさんのキャラが最高
ファミリー4コマならではの娯楽が詰まった傑作
実は順位をつけようと思ったのですが、
10作品に絞るのもきつかったので、今回はやめました。
選んだ10作品を出版社アイウエオ順で記載しています。
あと以前に選んだ作品(「GA」・「恋愛ラボ」・「青い花」など)は外しています。
昔は読んだ本の数をしっかりメモっていたので、
どれぐらい読んだか、何を読んだか、すぐにわかったのですが
今回そうしたメモがないため、だいぶ苦労しました。
あとたぶんですが、絶対的に読んでいる冊数が減っています。
いかんことですが、忙しさに甘えてしまっています・・・。
それでもパッと出ただけでも20作品以上あり、選ぶのに苦労しました。
みなさんが読んだ本はあるでしょうか。
もし興味を持っていただければ嬉しいです。
今年も良作を紹介できるよう、スタッフ一同頑張ります!
それではまた。
さてさて。前回から間が空いてしまいましたが
今回ご紹介させていただきますのは「fellows!」連載中の
長野香子先生の『ノラ猫の恋』。
蒸発した父親を追って辿り着いた青森出会った娘と、
父親の「彼女」だというオカマ、そこに父親の後輩だという青年が
加わって始まるアンバランスな共同生活。
主人公の父親に対してそれぞれ異なる思惑を抱いた、
住む世界が異なる3人。互いに探り合う微妙な関係ですが、
そんな中で少しずつ出来上がっていく「ちょっといい」絆。
しかし一方で父親はいったいどういう人物なのか、
娘以外の二人との本当の関係は一体――
などなど、謎も残されたままで緊張感もあって、3人の関係から目が離せません。
キャラクターでは、インパクト抜群のオカマ・清さんに注目。
いろいろな意味でちょっと近寄りがたい雰囲気がありつつも
不器用な優しさと行動力を発揮していて、
最年長者として頼り甲斐のあるような、微妙なような
魅力的な保護者役。本当にいいキャラです。
なかなかいない「いい女」ですよ、本当。
『ノラ猫の恋』
エンターブレイン ビームコミックス
著:長野香子
2009年12月16日発売