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第1回 MANGA-ZIN AWARD 総評
第1回 MANGA-ZIN AWARD 総評

まだ開店して約半年足らずのお店ですが、みなさまのご厚意に支えられて、
なんとか 第1回 MANGA-ZIN AWARD を開催することができ、
こうして結果を発表出来ることとなりました。 本当にありがとうございます。

実は投票者数は70名を目標としていました。
これはいくつかある著名な投票式マンガ賞の投票者数が
大体60-80名というのを意識したものだったのですが、
実際に開催したところ編集者148名を中心に169名もの方が参加してくれました。
( 〆切前日までに投票した人数は22名でしたが。)

本当にビックリです。 そして感謝しております。
もう一度言わせてください。 本当にありがとうございます。

投票の結果、ノミネートされた作品、その数は368。
どれもこれもバラエティに富んでいます。
全て紹介したいところですが、ページ?の都合でそれが叶わず申し訳ないです。

結果を見ると1位の「バクマン。」に限らず、マンガ業界漫画が目立った1年のような気がします。
サンデー・マガジンの50周年、ジャンプ・チャンピオンの40周年という節目の年である一方、
文化庁メディア芸術祭を受賞する同人誌の登場や、Webマンガの初アニメ化、
大手マンガ家によるネット上での独自活動など、
マンガ業界がいろんな形で刺激を受けた年だと思います。
だからこそマンガ家も編集者もこのテーマを取り上げたかったのかな、と改めて思いました。

集計していると実感するのですが、
まだまだ読んでいない作品が本当に多いなあと思い知られます。
そしてコメントを読むと、本当に気になります。

これを見ているみなさんはどうでしょうか? 気になった作品はありますか?
ここには男性向け・女性向けといったものはもちろん、なんらジャンルや制限を設けておりません。
169名のMANGA-ZINが推薦(レコメンド)した漫画があります。
気になる本があったらぜひお近くの書店(それが COMIC ZIN ならとてもうれしいです)で
手に取っていただければと思います。

この賞を通じて、少しでもみなさんのマンガライフをサポートすることが出来たならば
我々にとってこれほどうれしいことはありません。

書店としてこれからも面白いマンガを紹介していきます。

それではまた。

Professional Support for Magazine & MANGA-ZIN
「COMIC ZIN」
コミックバイヤー 塚本浩司